【30代ワーママ】転職に迷ったら。後悔しないための判断基準の見つけ方

30代ワーママの皆さん、仕事と子育てに追われる毎日の中で、「転職するべきかな…」と迷っていませんか?
とにかく仕事がきつくて、子育てとの両立が苦しいから、転職の2文字が脳裏をよぎるワーママもいるでしょう。
一方、そこまで仕事が辛くなくても、
「今の仕事、何となく違う気がする…。」
「仕事にも家庭にも、大きな不満はないはずなのに、心がモヤモヤする。」
というワーママもいるのではないでしょうか。
転職しようか迷うけれど、30代のこのタイミングでキャリアチェンジをして失敗しないだろうか。結局今の会社以上に働きやすい会社はないのではないか。…など色々悩んでしまって決断が難しいですよね。
30代はキャリアの節目です。そして、母というライフステージになって、人生とキャリアの価値観が大きく変わる時期でもあります。そんな中で、転職しようか迷うのは、あなたが真剣に自分の人生と向き合っている証拠です。
でも、答えが出ない状況は辛いですよね。「転職すべきか、残るべきか」—その答えは、残念ながら、誰かが与えてくれるものではありません。でも、あなた自身が納得して決断できる判断基準は、必ず見つけることができます。
この記事では、30代ワーママが転職に迷ったときに必要な5つのステップをご紹介します。自分の本当の悩みを見極め、後悔しない判断基準を見つける方法を、具体例とともに解説していきます。
もし今、あなたが暗いトンネルの中で一人立ちすくんでいるような気持ちなら、ぜひこの先を読み進めてみてください。
子持ちだからこそ注意!30代ワーママの「転職したいかも」の裏にある、本当の理由とは?

30代ワーママが転職しようかどうか迷う時、「仕事と子育ての両立が大変」と感じていることが多いかもしれません。しかし、その感情をもう一歩だけ深く掘り下げてみることが、後悔しないために不可欠です。
例えば、私達ワーママ向けコーチングCoParentsを通じてご自身のキャリアと向き合った、二人のワーママがいました。
一人のワーママは、新卒から10年勤め上げた物流の仕事に対して、「これは本当に私がやりたい仕事なんだろうか?」と、自らが望むキャリアビジョンがわからずに悩んでいました。ワーママだからと言って、キャリアの悩みが必ずしも「仕事と子育ての両立」絡みとは限らないのです。
10年勤めた会社を辞めるか迷ったワーママのインタビュー記事はこちら↓

もう一人のワーママは、片道90分の通勤により、ITコンサルの仕事と子育ての両立が難しくなっていました。「ここまで辛い思いをしてまで、本当にこの仕事を続けたいのだろうか?」と悩み、CoParentsのコーチングを受けられました。
そして、コーチングを通して、仕事と家庭の両立や働き方が真の問題ではないという結論に。このワーママが気づいたのは、「好奇心の持てない仕事をすると心身が疲れてしまう」という、自身のキャリアの価値観でした。最終的に、ITコンサルの仕事への好奇心はそこまでないとの結論に至り、農業分野への転職を決断されました。
このように、入り口が仕事と家庭の両立の問題であっても、問題の根源は「仕事と子育ての両立」とは別のところにあるケースもあります。
「ここまでしてやりたい仕事?」と悩んだワーママのインタビュー記事はこちら↓

30代ワーママが転職しようか迷う時、悩みの根源は仕事と子育ての両立ではなく、キャリアビジョンや価値観にあることは珍しくないのです。まずは、今あなたを迷わせている本当の理由がどこにあるのか、一度立ち止まって見極めることが大切です。
あなたも同じような悩みを抱えていませんか?
体験コーチングで自分の本当の悩みを
見極めることから始めましょう。
続いて、転職活動における注意点を見ていきます。
「両立のしやすさ」だけを求めた転職活動は後悔するリスクがある
もし、「フルリモート可能」「残業が少ない」「時短勤務ができる」といった「家庭との両立のしやすさ」だけを判断軸に転職活動を進めてしまうと、どうなるでしょうか。
確かに、物理的な負担は減るかもしれません。しかし、心の奥底にあった「仕事へのモヤモヤ」は解消されないまま、新しい職場で再び顔を出す可能性が高いでしょう。
- 「時間はできたけど、仕事が全く面白くない…」
- 「前の職場の方が、大変だったけどやりがいはあったかも…」
- 「結局、私は何がしたいんだろう…」
これでは、本末転倒ですよね。
転職をしてもモヤモヤが解消しない原因は、自分の軸がないまま転職活動を始めてしまうからです。自分の人生を、キャリアをこうしたい!という軸がなければ、いつしか転職活動が手段からゴールにすり替わってしまいます。すると、「内定が出やすいように条件を緩める」「エージェントに勧められるがままに応募する」といった行動に繋がりがちです。
転職はゴールではありません。あなたが望む人生を生きるために、必要なキャリアパスを歩むための手段の一つです。だからこそ、まずはあなた自身の「軸」を明確にすることから始めましょう。
働きやすさだけで仕事を選んでも、悩みやモヤモヤは解消しないと気付いたワーママのインタビュー記事はこちら↓

30代・子持ちの転職で後悔しないための判断基準の見つけ方
30代ワーママが転職しようか迷う時、どうすれば自分だけの判断基準を見つけられるのでしょうか。以下の5つのステップで、あなたの心を整理していきましょう。
ステップ1:今の仕事を振り返る
まずは、今の仕事に対する感情を棚卸しましょう。この作業は、あなたが仕事で何を大切にしたいのか、つまりあなたのキャリアの価値観を知るヒントをくれるはずです。
- 今の会社への入社理由
- 今の仕事の好きなところ
- 今の仕事の嫌いなところ
- 今の会社での1番の思い出
- 今の会社で自分の人生のためになったことは何か
これらの質問を考える中で、あなたがキャリア/仕事で重要だと思うものの輪郭が見えてきます。
ステップ2: 現状の「満足」と「不満」を項目別に整理する
次に、今の仕事を以下の10項目別に客観的に評価します。5点満点で各項目にどれだけ満足しているかを点数付けしてみて下さい。
- 心身の健康度合
- やりがい・楽しさ
- 学び・成長
- 子育てへの満足度
- 余暇の満足度
- 経済面
- 職場の人間関係
- 会社の評価への満足度
- 職場のあなたへの理解・サポート
- 家族の仕事への理解・サポート
点数付けした上で、自分の点数が「こんなに高かったんだ/低かったんだ」という意外だった項目があるか確認してください。意外な点はあなたがこれまで見落としていた点です。
ステップ3:「理想の人生」を言語化する
ここで視点を変えてみましょう。現実は横に置いておいて、あなたにとっての理想の人生は何かを考えてみてください。お勧めの考え方は、あなたにとって理想の10年後の写真はどんなものかをイメージすることです。人は言葉だけで考えると綺麗ごとを並べがちなので、ビジュアルで考えるとよいです。
例えば、こんなイメージです。
「家族で海外旅行をしていて、子どもたちが現地の人と英語で笑顔で話している。私自身も国際的な仕事で活躍し、充実した表情をしている」 この場合、以下のような点が理想の人生の実現のために大切になります。
- 子どもに多様な経験をさせられる経済的余裕がある
- 家族との時間を大切にできている
- 国際的な環境で自分の専門性を活かせている
- 仕事でも成長実感がある
ステップ4:理想の人生を叶える手段としてキャリアを考える
ステップ3で考えた理想の人生を叶えるために、どんなキャリアであればよいかを考えます。 ステップ3の理想の人生の例の場合、
- グローバル企業での専門職
- 年収は世帯年収1,000万円〜1,200万円以上を維持
- 柔軟な働き方ができる環境
- 英語を使う機会がある仕事
キャリアではこのような要素が必要になってきますよね。 転職に迷う30代ワーママは、転職をゴールのように考えがちです。しかし、転職は望むキャリアを実現するための手段に過ぎません。もっと言うと、キャリアでさえも、望む人生を実現するための手段です。
ステップ5:仕事の項目に優先順位をつける
最後に、ステップ2で分析した、今の仕事の各要素への満足度、ステップ3で考えた理想の人生、ステップ4で考えたその実現手段としてのキャリアの絵姿を踏まえて、ステップ2の仕事の各要素に優先順位をつけましょう。
ステップ3の理想の人生の例の場合、
- やりがい・楽しさ
- 学び・成長
- 余暇の満足度
- 経済面
この4つの優先順位が他の項目より高くなるはずです。 ここまで分析できると、もうあなたの中でキャリア選択の判断軸ができているはずです。
転職?それとも現職?納得して決断するための具体的なアクション

理想の人生とキャリア、そして現状の分析をしっかりできたら、いよいよ具体的なアクションを考えます。ここでも、「転職か、現職か」の二択で考える必要はありません。
【選択肢A】現職のまま、環境や自分の在り方の改善を試みる
もし、不満の原因が「働き方」や「人間関係」にあり、仕事内容自体には満足しているのであれば、まずは今の場所で環境を改善できないか試してみる価値はあります。
- 上司にキャリアや働き方の希望を相談してみる
- 部署異動を願い出てみる
- 自分の業務を効率化・仕組み化して、時間的余裕を作る
また、環境だけではなく、自分の在り方をアップデートすることも大切です。例えば、人間関係の不満が大きい場合、相手が悪いのもあると思います。しかし、あなたが、何らかの理由で、相手の言動を相手の意図以上にネガティブ受け取っている可能性もあります。
職場の人間関係に悩んでいたが、自分の在り方を変えるための小さな努力から始める決意をしたワーママの話

転職だけが正解ではありません。今の仕事のまま、自分を含めて変えることで改善することはないか、ぜひ考えてみてください。
【選択肢B】転職に向けて、情報収集から始めてみる
もし、仕事内容そのものや会社の在り方に根本的な疑問を感じたなら、焦らずに情報収集から始めてみましょう。
- 転職エージェントに「相談」だけしてみる: すぐに応募する必要はありません。どんな選択肢があるのかを客観的に知るだけでも大きな一歩です。
- 気になる業界で働く友人に話を聞いてみる: リアルな情報を得ることで、理想と現実のギャップを埋めることができます。
ただし、情報収集する時は、闇雲に情報を集めるのではなく、ここまで考えてきた判断基準に沿った判断を行うために必要な情報をセレクトすることが大事です。情報が多過ぎると不安になったり、迷いが深まってしまいます。
【まとめ】30代ワーママが転職の迷いを断ち切る「判断基準」
30代ワーママが転職に迷うのは、真剣に自分の人生と向き合っている証拠です。「転職しようか、どうしようか」と迷う時間は、決して無駄な時間ではありません。あなたが人生と真剣に向き合っている大切な時間です。
答えを急ぐ必要はありません。 この記事でお伝えした、後悔しないための重要なポイントを以下にまとめました。
転職に迷ったときに 思い出してほしい3つのこと
- 本当の理由を見極める
-
あなたのモヤモヤは仕事と子育ての両立の難しさが原因ですか?それとも仕事そのものへの価値観のミスマッチ/変化が原因ですか?
- 「仕事と子育ての両立」だけを軸にしない
-
働きやすさだけを求めて転職すると、根本的なモヤモヤが解消しない可能性があります。
- 自分の軸を持つ
-
転職はゴールではなく手段です。あなたにとって譲れない判断基準を明確にすることが最優先です。
納得できる決断のための、具体的なステップ
- まずは記事で紹介した「5つのステップ」を参考に、ご自身の気持ちと現状を書き出して整理してみましょう。
- 「転職する」「現職で改善する」両方の選択肢をフラットに検討してみてください。
もし一人で考えるのが難しいと感じたら、利害関係のない第三者に話を聞いてもらうのも有効な手段です。
【FAQ】ワーママの転職に関するよくある質問
- Q. 30代・子持ちでの転職活動は、やはり不利になりますか?
-
A. 確かに時間の制約などで不利になる側面はありますが、一方でワーママならではの「高いタイムマネジメント能力」や「豊富な経験」を強みとして評価する企業も増えています。大切なのは、ご自身の強みを理解し、それを求めている企業を見つけることです。
- Q: 30代で転職するのは遅いですか?
-
A. 30代は決して遅くありません。むしろ、育児経験で得たマネジメント力やマルチタスク能力が評価される年代です。ただし、第2新卒や20代の転職よりも、自分の軸を明確にした上での転職活動が重要となります。
- Q. 転職エージェントに相談すると、無理に転職を勧められそうで不安です。
-
A. 転職を前提としないキャリア相談サービスもあります。私たちCoParentsは、まさにそうした「ワーママの思考の整理」にコーチングという手法で伴走するサービスです。まずはお気軽に体験コーチングにお申込み下さい。
